雪景色は『重曹(じゅうそう)』で作ります

【特集】作り方・テクニック

雪景色の制作は、難しいと思われがちですが、実はとても簡単で楽しく制作できます。

今回、100均の重曹を使って、手のひらサイズの雪のminiジオラマを作る方法を紹介します。動画もあわせて参考にして、ぜひ制作をチャレンジしてください。

重曹(じゅうそう)について

  • 家庭では、掃除用としてよく使われます。 弱アルカリ性により、酸性の油汚れを中和して落とすことができます。また、生ゴミなど、酸性の臭いも中和して消臭してくれます。粒子が細かく水に溶けにくいのでクレンザーの役割も果たしてくれます。
  • 人体には無害です。胃薬としても古くから使用されています。
100均 重曹

雪景色の作り方

材料

  • ①せんたくのり:50cc
  • ②重曹(じゅうそう):50cc+降雪用
  • ③白色紙ねんど:少々
  • ④白色アクリル絵の具:3~5cc(小さじ半分より多め)
  • ⑤ミニチュア:※スケールは1/60~1/87が適当
  • ⑥パックライスの空きケース

手順

1.洗濯のり(50cc)にアクリル絵の具(白色)を溶かし、重曹50ccを混ぜます。

2.雪を盛りつけたい部分は紙ねんどであらかじめ作成しておきます。

3.重曹の溶剤を上から流し込みます。新雪のベースとなります。

4.重曹の雪を追加で降らせます。量はお好みで。多めが良いと思います。

5.約1日乾燥させると固まってきます。固まる状況を見ながら、ピンセット等で除雪するように雪をはがします。はがした材料は周辺にまいてボンド水で固着させます。

6.完成するとこのようになります。

ポイント

  • 乾燥を早めるのに、ドライヤーを使うことができます。
  • 白色アクリル絵の具は、重曹が乾燥したときにより本物の雪らしく見せる役目をします。
  • ボンド水の噴霧と重曹の降雪を繰り返すことにより、より本物の情景が生まれます。

参考動画(YouTube)

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