~水の表現:初心者は迷わず『UVレジン』~

【特集】作り方・テクニック

はじめに

 ジオラマ制作の中で、『川』『海』、及び『池』などの水の表現は多種多様に紹介されており、初心者の方が作り方に迷うところです。

 ここでは、初心者の方が迷わずにチャレンジするためのガイドラインを紹介します。

水の表現の基本制作手順

1.下地を作る:モデリングペーストを塗るのが一番簡単です(水底形状の表現にも使える)

2.下地に色を塗る:※アクリル絵の具(青、緑、茶色、白)を使用するのが簡単

3.水表現用の材料を塗り重ねる

  1. 木工用ボンド:△最も簡易的な方法であるが、本物感に乏しい
  2. ウエザリングペースト:△深さの本物感が出しにくい
  3. UVレジン(※ハード):◎初心者でも本物感が出せる ※ソフトタイプは不向き
  4. レジン(2液混合のエポキシ系):△上級者向けで取り扱いが難しい

4.水面の模様作り:ジェル・メディウムを使用する(上級者向けとしてここでは省略)

失敗しないレジンの選び方

 一般的にレジン(樹脂)と呼ばれるものにはとは、2液タイプのエポキシレジンUVレジンの2つがあります。それぞれ、長所と短所があるので目的に合わせて使い分ける必要があります。

 UVレジンは、数時間で簡単に固めることができます。また、すき間に浸透する力も弱いので2液タイプに較べるとはるかに漏れ防止用のマスキングが楽になります。ただ、厚く固めるのができないので大きな池などは制限されますが、それ以外は、迷わずUVレジンを使用することをお勧めします。

 最近は、UVレジンを100均で購入することができるようになりました。ジオラマで制作では必需品です。5gと20gの容量のものがあります。

右側2液タイプのエポキシレジン(236+118cc)

関連動画(制作事例)

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