あぜ道・小径は『鉄工ヤスリ』で作ります

【特集】作り方・テクニック

 未舗装道路は、田舎の小径や田んぼのあぜ道でよく見られます。人工的なコンクリート路面とは異なり、人が踏みしめた跡を感じる温かみのある情景の一つです。この温かみを『鉄工ヤスリ』を使って作る方法を紹介します。方法は簡単ですが、実物はとても本物らしく仕上げることができる裏技です。

ジオラマへの使用例

使用する鉄工ヤスリについて

色々な形状の鉄ヤスリがありますが、小径の作成には、「半丸」、又は「丸」を使います。これは、中央にくぼみをつけるためです。

作り方

1.路面には、壁土を使います。詳細は地面の作り方を参照ください。この時に散布したパウダーがヤスリで削られ、踏みしめられた雑草に様変わりします。とてもリアルです。

  ※地面の作り方はこちら

2.道の両側に雑草を生やします。

3.鉄ヤスリで表面をこするように道筋をつけていきます。これだけで完成します。

ポイント

地面や両脇の雑草が完全に乾いた状態でヤスリをかけるのが上手に仕上げるコツです。

参考動画(YouTube)

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