モジュール化の取組

ジオラマを簡単に組み替えて、色々なNゲージの走行や撮影をするのは、miniジオラマならではの楽しみです。
これまでのminiジオラマの制作から、Nゲージについては、モジュール化の取組がいかに大事であるかを経験してきましたので、その取り組みを紹介します。

はじめに  なぜモジュール化が大事なのか?

モジュールとは、
 「(工業製品などで)組み換えを容易にする規格化された構成単位」と言われています。
みなさんがよく知っているレゴブロックも同じです。
接続する部分の形状・寸法が決められていないと自由に組立や分解ができないですよね。
ミニジオラマには規格はありませんが、色々なミニジオラマを組み換えて楽しむには、
接続部の寸法などをあらかじめ決めておくことがとても大事です。

モジュール化の取組事例

ケースサイズごとに使用するNゲージ用線路を限定する

  • MINIボックスの場合の推薦パターン 4
  • 深型ボックスの場合の推薦パターン 4
  • ワイドL型ボックスの場合の推薦パターン 4

レールの高さは、10mm単位違いの3種類に限定する

ジオラマが、コレクションボックスの内側寸法高さに納まるように選定します。

レールの高さに影響する土台以外の材料は、10mm単位で限定
レール、土台、その他トンネルなどを接着した状態

道床の下に土台(厚さ4mmのスチレンボード)を敷くことを決めておく

土台の両端は凹の形状に加工する

補助レールとの接続を容易にするために、土台の両端は凹の形状に加工

miniジオラマと分割型基本走行レイアウトとの高さ調整一覧

補足メモ:コレクションボックス底面に木工ボンドで接着する

時間の経過とともに、ジオラマは反り返る傾向がありますので、制作が完了したらできるだけ早い段階でコレクションケースに固定するのが賢明です。

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