ジオラマ制作の中で、地面や地形を作る機会は多いと思います。その時に、自分自身の作り方を決めておくと基盤のしっかりとしたジオラマが完成します。地面の作り方には色々な手法があり、それぞれに長所や短所がありますが、ここでは、コンセプトに基づいて初心者にやさしい方法として、材料に壁土を選びました。
壁土(かべつち)を選んだ理由
これまでの経験から、壁土を使用する長所と短所をまとめておきます。
<長所>
- 塗装をする必要がなく、塗るだけで自然に本物のように仕上がる。(雑草・雪の付着も良い。)
- 乾燥すると硬くて軽くなるので保管・管理が楽である。
- 色々な下地(スタイロフォームなど)に塗りやすい
<短所>
- 乾燥するのに時間がかかる。2~3日必要
- 収縮に注意必要(そり、ひび割れなど)
作り方
材料
![](https://minidiorama-y.com/wp-content/uploads/2022/05/795316b92fc766b0181f6fef074f03fa-3.png)
道具(あると便利なもの)
- バターナイフ
作り方
1.水(50cc)に壁土(50cc)を少しずつ加えてかきまぜます。
![](https://minidiorama-y.com/wp-content/uploads/2022/05/2b530e80c7d0de90885e285c5d798063-1.png)
2.バターナイフで塗り付けていきます。※失敗しても何度でも修正できます。
![](https://minidiorama-y.com/wp-content/uploads/2022/05/3a4f695a458cb0ac0aceaa2eb13ac2dd-2.png)
3.パウダーをまきます。(自然な雑草を創出するとともに、乾燥を促進します)
![](https://minidiorama-y.com/wp-content/uploads/2022/05/c8856789ec11ab8b1013037cef6929f9-1.png)
4.乾燥すると完成です。
![](https://minidiorama-y.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_2423-scaled.jpg)
ポイント
- 乾燥するのに2~3日かかりますが、経過とともに本物に近づいてく変化を楽しみましょう。
- ひび割れ部分は、雑草を植える絶好の場所として活用ください。
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