岩も岸壁も、『紙ねんど』で作ります

【特集】作り方・テクニック

 海岸沿いを走るローカル鉄道、渓谷に架かる鉄橋など、自然のダイナミックな情景作りにチャレンジできるのもジオラマ制作の楽しい部分です。

 今回は、ダイナミックな岩も自分の好きな形に制作できる簡単な方法を紹介します。

材料・道具

  • 紙ねんど
  • 庭の石ころ(数点)
  • その他(アルミホイル、パックライスの空き容器など)

作り方

1.紙ねんどをパックライスに詰め込み、外形と厚さを整えます。

2.石ころを押し付けて、岩肌を作ります。色々な石ころを使い自分の気に入った形状にします。

3.アルミホイルを使い、細かな岩形状の作成、及び はみ出した紙ねんどのトリミングをします。

4.気に入るまで何度でもやり直しができます。(1~3の繰り返し)

5.形状が決定したら自然乾燥させます。(約1日放置)

6.乾燥を確認し、ハサミで周囲の余分な部分を切り取ります。

7.ジオラマ情景の中には木工用ボンドで接着します。 ※固定用にマスキングテープが役立ちます。

8.岩肌をアクリル絵の具で塗装+ウエザリング塗装(※1)をして完成です。

※1:ウエザリング塗装については、豆知識を参照ください。

ポイント

  • 岩を取り付けたときにできるすき間は紙ねんどで埋めます。
  • 紙ねんどで埋めた部分は、地面の材料を塗ったり、雑草で覆ってぼろ隠しをします
  • 岩を本物らしくするには、必ずウエザリング塗装をしてください。

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